栗っ子が紡いだあの日々

248.あの日の日記を読み返してみると…①

「蚕日待」に参加したときのあの緊張感は、今になって思うと本当に心地よい緊張感でした。唱えるあなた方は、ドキドキする気もちや不安はあったと思いますが、皆、心のどこかに “自信”をもって臨んでいるようにも見えました。その自信は練習をしたからとか...
栗っ子が紡いだあの日々

247.受け継がれていた「伝統行事」を知る一人

『蚕日待』に参加させていただき、すべてを終えた最後に、保存会の会長さんからお言葉をいただきました。このお言葉の中にあった 「私たちもこの伝統を大切に守り、受け継いでいきたい」という、地域の伝統行事を守り続けていらっしゃる方の実感のこもった力...
栗っ子が紡いだあの日々

246.唱え終わると「一瞬の間」が…

『蚕日待』では、本来使用する撞木(しゅもく)と鉦(かね)を保存会の方々からお借りすることができて、その鉦をつきながら唱えました。                           あなた方の唱える声が一つにまとまり、気もちが一つになってい...
栗っ子が紡いだあの日々

245.今でも唱えられる人がいるでしょうか…

2月7日「初午の日」、黒川で100年以上も前から行なわれている伝統行事『蚕日待』に、この年も参加させていただきました。給食を食べた後、12時50分に学校を出発。黒川野外活動センターに着いてホールで身仕度をして会場に入ると、黒川蚕影山和讃保存...
栗っ子が紡いだあの日々

244. あなた方やあなた方の家族ならば 

2月に入ると、あなた方は3月3日の創作劇の発表に向けて「公演チケット」をつくることにしました。話し合って最初に決めた枚数は「400枚」でしたが、400枚もお渡しする人がいるかどうか再度話し合い、まずは300枚印刷することになりました。 「3...
栗っ子が紡いだあの日々

243.「地域の伝統行事」に全員で…

熊澤さんは電話で、 「子どもたちが熱心に取り組んでいる様子は、今でも耳にしているんです。和讃もまだ歌っているという話も耳に入って、会長さんと相談してお誘いしました。」 「昨年、子どもたちからいろいろなことを教えてもらいました。」と話してくだ...
栗っ子が紡いだあの日々

242. 再び地域の伝統的な行事である蚕日待に…

1月の末、前年の「蚕日待」でお世話になった「蚕影山和讃保存会」の熊澤さんから電話がありました。 「今年2月の初午は2月7日の平日になりますが、子どもたちはどうでしょうか」というお誘いの電話でした。あなた方にはもちろんのこと、校長先生にも相談...
栗っ子が紡いだあの日々

241.悔し涙は本気で真剣に取り組んできた証…

「あっ、何もない…。」 1月下旬に行なわれた「炭焼き」の再挑戦。煙の温度も200度を越え、煙の色も透明になり、窯だしを楽しみにしていたのですが、結果は「灰」になっていました。 前回は「生焼け」で、今回は「灰」に…。 2学期に成功したのは本当...
栗っ子が紡いだあの日々

240.すてきな子どもたちが川崎の栗木台小学校にいることを…  

3月3日の舞台を多くの方々に観ていただきたいとあなた方は動き出していました。そしてあなた方の家族の方々も積極的に声をかけてくださっていました。   小学生の劇ではありましたが、長い学習過程を経て創りあげられる集大成がどのようなものなのか…、...
栗っ子が紡いだあの日々

239.担任しか味わえない「わたし」の財産

3学期に入ると、いよいよ創作劇の完成に向けて動き始めていました。そして、最後の発表は、卒業式を迎える3月の初旬を考え、最終的に3月3日に決まりました。 表現する内容も役も決まり、いよいよ創作の最終段階を迎えたあなた方は、劇団名もつけました。...