5年生になったばかりの頃に書いた、36人の「こんな教室を…」という希望を読んでみた人は、一人一人が望んでいた教室をつくりあげようと努力していたこと…、そして、その希望に近づいていたことを感じませんでしたか…。
あの時、クラスの仲間がどんな教室を望んでいるのか…、どんな自分でありたいと思っているのかを知っておいてほしい思い、わたしは36人が書いたものを印刷して全員に配りました。
皆、真剣に読んでいました。読み終わった後、仲間の言葉に思ったこと、感じたことを書いてもらい、発表し合いました。
ぼくは、良かったのは達也君の文です。
それは、何でも最後までやりとげる力をはっきし、それをずっと続けていきたいという内容でした。
良かった理由は、最後までやりとげる力をはっきし続けていくことは、とても大切なことだと思ったからです。ぼくも最後までやりとげる力を出して、ずっと続けて、これからもがんばりたいと思いました。そして、達也君のそんな願いや思いもずっと続けてほしいです。 佳祐(と)
有李さんが書いたものを読んだら、困っている人がいたら助けてあげると書いてありました。
私は、その時、有李さんはやさしいからきっとできると思いました。私も助けてあげたいです。
あと、沙織さんの文で、友達の良い所を見つけてあげる、というのも良いと思いました。
男の子で、玄太君が、だれの話でも聞いてあげたいと書いてあって、私も、だれかが話をしている時は、聞いてあげたいと思いました。
どんなクラスにしたいか、書き忘れていたことがあります。
私は、毎日、朝はなるべくみんなにあいさつできるクラスにしたいです。 祐菜
自分が望んでいることに共感してくれている仲間がいる…。
それは心強いことであり、自分もまた、クラスの仲間の思いを大事にしたいという気もちにもなります…。
あの時、望んでいたことを単なる言葉で表現しただけでなく、その後時間をかけて、望んでいた教室を仲間と築きあげていたなぁ…と、今あらためて思えるところがありませんか…。
つづく…
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