82.「蚕影山和讃」への探究活動は大きく発展

 9月11日、朗宏さんから「蚕影山和讃」についての新たな情報提供がありました。そして、その情報にすぐに関心を示した祐菜さんと有李さんは、その日のうちに行動を起こしていました。
 授業の後、2人が朗宏さんに、「今日、お家に行ってお母さんに話を聞けないかな。」と話しているのが聞こえました。朗宏さんは、「今日ならだいじょうぶだよ。」と返事をしていました。2人は学校から帰ってすぐに待ち合わせをして、朗宏さんのお母さんに、「蚕影山和讃」について話を聞かせてもらいに向かったそうです。
 そして、2人は翌日の授業の中で、朗宏さんのお母さんから教えていただいたことを詳しく報告しながら、貸していただいた実際に唱えるときに使う道具を紹介してくれました。保存会のお一人から直接聞き取り調査した報告を聞き、実際の道具を目の当たりにしたことでますます興味を深めた人たちがいました。

 ここでも、あなた方は自ら動きだし、その行動がクラスの仲間たちの探究活動に対する意欲を喚起するとともに、「蚕影山和讃」への探究活動は、この後大きく発展していくことになりました。2人の報告に興味を持った仲間がさらに加わり、地元の伝統的な民族芸能を学級全体で学んでいくきっかけになるだけでなく、地元の保存会の方々との交流、行事への参加という貴重な体験へとつながっていくことになるのでした。
                                       つづく…

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