「クラス発表」、そして「担任発表」。子どもにとって、級友と担任、これは学校生活において実に大きな影響力をもちます。当時の自分自身がどんな気もちになっていたのかを覚えている人は少ないかもしれませんが、不安を覚えた人は少なくなかったと思います。
5年生ともなればさまざまな視点で大人を観察し、自分なりの印象を持ちます。特に最初の印象は大きいものです。あの時、あなた方は私にどんな印象を持ったのでしょうか…。もし覚えているならば、ちょっと怖い気もしますが聞いてみたいとも思います…。
実は、覚えている人はいないかもしれませんが、あの日の緊張と不安、そして発表後の私に対する観察?など、始業式の日のあなた方の気もちを書いてもらった日記と、「その人はこんな顔をしていた!」と描いてもらった似顔絵があります。
5年2組のたんにんが発表された。
私は、先生が近づいて来た時、新しい先生だったから、性格がやさしいかもこわいかもわからなかったのですっごくドキドキしていた。
体育館から教室へもどる時もドキドキしていた。学年やクラスが変わることでさえドキドキしていたのに、先生が新しい先生だったので、さらにドキドキが大きくなった。教室にもどっていろいろな話を聞くと、なんだかやさしそうなイメージがした。
最初はドキドキしたけど、やさしそうでおもしろい先生だったので少し安心した。そして、これからもっと先生になれていきたいと思った。 有花
どんなことを書いたのか…、どんな似顔絵を描いたのか…、覚えている人は少ないと思いますが、似顔絵は当時の学級通信に載っています。
本気で描いてくれたのか… ふざけて描いたのか… どちらにしても笑ってしまいます…。
つづく…
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