自分の生活する地域に民俗芸能等が残っている所はそうありません。「保存会」の方々が守り続けている地域の芸能は、テレビニュースや新聞等で紹介されることもありますが、その一つが自分たちの通う栗木台小学校の学区に残っていたことを知り、そのことに興味関心をもって探究することはとても貴重であり、意義のあることでした。
〝伝統を受け継ぐ〟〝伝統を守る〟そこには、もちろん技術の伝承があるわけですが、何よりも「人」だと思います。
〝受け継ぐ人〟〝守る人〟がいなければ、いつしか途絶えてしまいます。
昔から伝わるものには、今に伝える大切な要素や意義があるはずです。その土地の歴史や風土、技術、そして人々の思い等…。
黒川の養蚕は、江戸の末期から昭和初期まで盛んだったそうです。「蚕影山和讃」がいつごろから始まったかは定かではないそうですが、当時で100年以上は続いているとのことでした。長い歴史のある民俗芸能、伝統文化をあなた方がどう感じとっていくのかも楽しみにしていました。
そして、何よりもわたしとしては、興味を持ったあなた方が、自分たちの住む地域の伝統文化を支える方々と出会い、交流する機会をもち、その中から自分なりに感じものがあって、そのうえで、継承、保存されている意義を考えて欲しいと思っていました。この時はまだ、まさか保存会の方々と一緒に唱えられるまでになるとは考えてもみませんでした。それでも、唱えられるくらい興味を持って探究して欲しいと願っていたことは覚えています。
つづく…
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