栗っ子が紡いだあの日々

栗っ子が紡いだあの日々

20.ついに蚕の卵が!

5月12日。「蚕の卵」がついに教室にやってきました。 朝7時40分を過ぎた頃、誰よりも早く登校していた一磨さんが、職員室にやってきました。 「先生! 蚕の卵は? 届いたっ?」はやる気もちを抑えるように職員室に入ってきましたが、その表情や声か...
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19.もうすぐ蚕の卵が

シルクセンターからもうすぐ蚕の卵が届くことがわかった日、あなた方はその時の思いを日記に残しています。読み返してみると、わくわくする思いだけでなく、不安を抱えていたこともわかります。自分から情報を求めて動いていたあの頃の日記から、あなた方の心...
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18.純粋で一生懸命なあなた方の姿勢が、わたしに…

5月8日、家庭訪問初日。この日の予定を終えて学校に戻ると、職員室の私の机の上に、葉っぱが2枚とメモが置いてありました。そのメモには「クワの葉かどうか確認してください! 卓磨・達也・享祐・拓哉(ひ)・拓哉(と)」と書いてありました。 教室で蚕...
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17.子どもたちのために自然と力をかしてくださるのがお父さんお母さん

子どもたちが学校で何を学び、何をしているのか…、何を今求めているのか…、どんな課題にどうやって取り組もうとしているのか…、実際にどんなことができているのか…、そして、担任のわたし自身が思い描いていること、その意義をできるだけ具体的に家庭に伝...
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16. 限界や枠をギリギリのところまで広げるには…

主体的に動き始めたあなた方の活動が長期にわたり継続していくためには、担任だけの支援では難しいと思っていました。私だけでは、あなた方の望む活動にどうしても限界をつくらざるを得なくなる時が来てしまうかもしれないと感じていました。 もちろん、学校...
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15.時間には限りがあります… その中で…

関心を持って主体的に動き始めたとき、その活動は子どもたちの思いや願い、行動力によって進められていきます。そして、その活動が子どもたちの学校生活に根づいたものになれば、その活動の中からさまざまな活動に発展したり、活動を通して友だちとの関わりが...
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14.学級の文化に…

学級開きをしてまだ1カ月もたっていない教室の中で、あれだけの主体的な学びの姿勢や、「蚕を飼いたい!」というあなた方の思いの強さに、この取り組みが学習として深まっていくことへの期待だけでなく、それ以上に、学級づくりや学校経営の太い柱となってい...
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13.ここから何かが始まる…

地域の中には、子どもたちが学ぶ素材、学ぶべき事実や現象がたくさんあります。あの頃、教室でのあなた方の様子は、まだまだ調べたい…、もっと知りたい…という探究心や好奇心が満ち溢れていました。私は、あの時のあなた方の表情から「ここから何かが始まる...
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12.「昔、うちでは『蚕』を飼っていたんだって!」という優人さんの一言が始まりだった…

平成12(2000)年4月中旬、5年2組の社会科の授業では「稲作にはげむ人々」という単元を学習していました。その中で、教科書に出てくる新潟の六日市の今井さんという方が、時代の流れの中で「養蚕」から「稲作」に変えたことが記されていました。する...
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11.何よりも「過程」を大切にしたい

わたしが教師として何よりも大切にしていたいのは、当時も今も、そしてこれからも変わらず「過程」です。結果に対しての喜びも悔しさも、とにかく、心の底から〝嬉しい〟〝悔しい〟と思えるためには、その結果までの「過程」が大事だと思っています。誰でもう...