「まだまだ 蚕のうんち」
純 平
蚕のうんち
でも 出てこない
まだまだ出てこない
「うーん」
まだまだ
まだまだ
「うーん」
まだまだ
ギュルギュルギュルギュル
しりから黒いものが
でも 出てこない
「う゛ーーーん」
まだまだ
ブリブリブリブリ
でもまだ はぁ
ポロリンチョ
ふぅー出た
かわいいうんち
すっきりしたなぁ
さあ もっとくわの葉を食べよう
/
「あっ」
英 貴
あっ
蚕が来た
「ムシャ」
ゴソゴソ
おー食ってる食ってる
あっ
ちっちゃい蚕が来た
目はサングラスみたい
足のところはもじゃもじゃだ 「モコモコ」
あっ
うんこだ
うんこうんこ
なんか色のちがう蚕がいる
あっ
またうんこが出てる
いつ出すのかなー
白い糸
/
「蚕」
拓 哉
「ムシャムシャ」
「ムシャムシャ」
「ムシャムシャ」
人間のみなさん
こんにちは
くわの葉世界は幸せですよー
「ブリッ」」
しつれい
/
「蚕の意見」
有 李
「デカイ!」
わるかったな
「デカいのが二匹いる」
あっそうですか
「うわぅカワイイ!」
てれるなぁ
「何やってんのアイツ」
何でもいいだろう
「目ってどこにあんの?」
ココだよココ
「あっうんちした」
見るなよハズカシイ
「あごがあるんだ クワガタみたい」
へん カッコいいだろう
「・・・・・」
デカい目玉が見つめてる
はずかしい!
こどもはみんな「うんち」が好きです。
つづく…
コメント
どの詩も、あ!覚えてると懐かしくなります。
朗読劇中にも登場していましたよね。
あの頃の自分たちは特別なことしているつもりは全然なかったと思います、様々な経験をさせてもらえたあの時間はかけがえのないものですね。
劇を鮮明に思い出します。
蚕との掛け合い…今でも誰もが台詞を言える気がします!笑
こうやって振り返られる時間が本当に貴重で感謝!!