139.全員で黒川駅まで茂木さんのお見送り

課題別グループごとの発表や記念撮影が終わった後、一人ひとり水彩色鉛筆で描いた絵葉書に書いた手紙もお渡ししました。茂木さんからも、一人ひとりにシルクのボディタオル「絹娘」をいただきました。嬉しそうな笑顔を浮かべ、それでいて、がめつくならないように振る舞いながら一列になって並んで、それでも、自分の分まであるのか心配そうに前をのぞくように見ているあなた方の姿は何とも微笑ましかったです。
 そんな子どもの姿を、今、あなた方は想像することができますよね…。

 一人ひとり、茂木さんから直接手渡していただき、握手をして、いよいよお別れの14時に近づいていました。夏休みに碓氷製糸農協に出かけて行った5人が、自分たちのまとめた自由研究作品(川崎市社会科作品展入賞)を見ていただいてから、校長室にご案内し、その後、全員で黒川駅までお見送りをしました。
 黒川までの道中も、茂木さんとあなた方の会話は途絶えることはありませんでした。駅の階段の下で最後のお別れをし、あなた方とわたしは、小田急線沿いの道を進み、一番お見送りしやすい場所で電車が通過するのを待っていました。
 5分ぐらいすると、新百合ヶ丘駅に向かう電車が黒川の駅を出るのが見え、自分たちの前を通過するよりもずっと前から、あなた方はその電車に向かって大きく手を振っていました。目の前を通り過ぎ、栗平駅に向かう電車に、いつまでも手を振り続けていた姿も印象的でした。
 茂木さんは、電車の中からあなた方の姿を見てくださっていたことと思います。そして、小学校の校舎の4階ベランダの「ありがとう茂木さん」という横断幕もきっと見てくださっていたに違いありません。

                                       つづく…

コメント