2月12日の「初午の日」にむけて、17名もの人たちが朝や休み時間を利用して自分たちで立てた練習表通り「蚕影山和讃」を唱える練習をしていました。和讃そのものは子どもたちには難しく、お経のようなリズムでしたが、長い時間をかけて探究してきたことの一つなので、違和感なく熱心に唄っていたように思います。
朝のスピーチで、拓哉さんが、
「今日の朝も蚕影山和讃の練習をして、今はまだうまくは唄えないけど、2月12日の発表ではうまく歌いたいです」
と話していました。目標をもって当日に向かっている拓哉さんの姿勢が伝わってきて、一緒に取り組んでいる仲間はもちろんですが、学級全体の心に響いていたと思います。
この教室には、活動内容は違っても、前向きな気もちが周りの気もちをも盛り上げてくれる雰囲気が広がっていました。主体的に取り組んでいくあなた方の姿を見ているのは本当に楽しいものでした。
数ヶ月前に、朗宏さんが「黒川蚕影山和讃保存会」の輪袈裟(わげさ)をお母さんから借りて見せてくれていました。探究グループの人たちは、自分たちでも作ることを決めました。あなた方が希望していた紺色の布を用意すると、自分の家で縫ってくるという人もいれば、家庭科でのナップサックづくりの経験を活かして学校のミシンを使って自分で縫う人もいました。縫い終わった後、わたしがつくった「蚕」の文字をアイロンで貼って完成し、準備はととのいました。
あの輪袈裟をまだ持っている人はいるのかな…。
つづく…
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