149.「黒川シルクロードの旅」 黒川~長津田間を完歩! ②

 公園を出発し、少し歩いた先の青葉区田奈町には、JA田奈(農協)がありました。農協から情報が得られることは一学期の時から経験で知っていたあなた方だったので、私は「この農協で話を聞いてみたら」とアドバイスしました。あなた方はすぐに農協に入っていきました。そして、自分たちが今歩いている理由や、黒川と長津田の関係など、資料が残っていないか聞いてみると、2階の会議室に案内されました。そして、貴重な資料を手にすることが出来ました。
 手に入れた資料の中に、明治から大正にかけての組合員名簿があり、その中に柿生村栗木、黒川の方々の名前が並んでいました。この資料もかなり昔のもので、名簿に書かれている方はもう皆さんお亡くなりになられていますが、栗木台小学校周辺に多い名字なので、後日、「黒川の養蚕」を探究しているグループの建治さんと英貴さんが、栗木のかやぶき屋根が残っているお宅にその名簿を持って手がかりを探しに行きました。すると、訪ねたお宅の祖父にあたる方の名前が載っていました。さらにその名簿に載っている他の方々のお宅も教えていただいてきました。このことから、「黒川シルクロード」は熊澤さんだけではなく、この地域の養蚕農家の方々にも利用されていた道であることが明らかになりました。これまでの調査活動によって明らかになった「黒川シルクロード」を決定づける資料であり、追調査となりました。

 さて…、JA田奈の2階の会議室に入った時、既に机と椅子が並べられていて、その机の上には、全員分のオレンジジュースが用意されていました。私は「あっ…」と思いましたが、あなた方はその不自然さに気づいていませんでした…。                                         
 もしかしたら気づいていた人はいたのでしょうか…? あれほどの活動を展開するあなた方でしたが、やはり子どもだなぁ…と、ちょっと微笑ましく感じた瞬間でした。

 実は農協にも…。 

                                       つづく…

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