桑の実ジャムが完成すると、「職員室の先生たちにも見せてあげたい」という嬉しそうな声。みんなに見せたい…、ちょっと自慢したい…といった、何とも子どもらしいすてきな表情を浮かべながら返答を待っていて、わたしが「いいよ。今行っておいで。」と話し終わる前に、7人の子どもたちが嬉しそうにビンを持って家庭科室を飛び出していきました。わたしも少ししてから職員室に行くと、7人は校長先生とジャムの話をしていました。たくさんの先生方にも食べていただこうと、あなた方はビンを一つプレゼントしました。
放課後、教務主任の先生から、「子どもたち、すごく嬉しそうないい顔をして入ってきたよ」と教えていただきました。一つの活動を自分たちの発想と行動力でやり遂げた充実感をもった子どもたちの顔だったのだと思います。とても嬉しい話でした。
「梨ジャム」の試食もこの日でした。あなた方は、どちらも楽しみにしていたに違いありません。好き嫌いもあったと思いますが、どちらも、特別なジャムであり、あなた方は特別な意識をもって試食したと思います。あの時の味を覚えているでしょうか…。
桑の「葉」を使い、「繊維」を使い、「実」を使い、あとは桑の「木」そのものです。炭にするという計画でした。すでに「炭づくり」について中心となっているグループが動き出していました。桑の炭は「クワ炭」といって、絵を描いたりする画材道具としての価値も高いようでした。あなた方は、この「クワ炭」づくりをしたいと考えていました。
つづく…
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