231.「一本の道」でつながっている

 桑炭に成功した後、金室さんのアドバイスもあり、「竹炭」を焼く計画が進んでいました。炭焼きには時間もかかるため、長い時間がとれる冬休みの12月27日に挑戦することをあなた方は決めました。
1年前に「黒川・長津田シルクロード」を完歩したのも同じ12月27日でした。途中休憩や昼食時間も含めて、8時に出発して長津田に着いたのが午後3時半くらいだったと思います。「シルクロードの旅」も「炭焼き」も、蚕から生まれた「一本の道(学習)」でつながっていました。
 この太い一本の道から、2年近くの間に様々な方向に次々と道が生まれ、それぞれの道を意欲的に探究していました。その道が増える度に、この太い一本の道は一層充実した道になっていきました。それぞれの道は行き止まりではなく、どの道も再び太い一本の道につながり、この道で皆はつながっていました。そうやって自分たちでこの太い一本の道を創りあげていました。そして、そこには支えてきてくださったたくさんの大人がいました。この炭焼きもそうでした。あなた方が桑炭を成功させた後、金室さんがもっと大きな窯を手づくりしてくださっていました。
 この年も、冬休みの12月27日が待ち遠しい日となりました。
                                       つづく…

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