91.クラスのみんなを巻き込んでいくことに…

 昔、黒川の養蚕農家の繭がどこに出荷されていたのかを探究していたグループは、自転車にリヤカーをつけて繭を運んだことのある下黒川の熊澤さんへの聞き取り調査を進めていました。その中で、実際に通った道を現在の地図上で確認する作業を地道に進め、ついに黒川から横浜の長津田駅までの「繭の道」がつながりました。
 そして、この道の昔の様子を調べたり、長津田の集荷場を探したり、さらにはこの道を「黒川シルクロード」と名づけ、実際に歩くことを計画し始めていました。
 この計画もクラス全体に広がっていくことに…。                                                                                              

 また、「黒川蚕影山和讃」について探究していたグループは、保存会24名の方へのアンケート調査を実施しました。一般的にアンケートを全て回収できることはなかなかありませんが、24名全ての方へのアンケートを回収することができました。保存会のお一人である朗宏さんのお母さんが、あなた方の熱意を皆さんに伝えてくださっていたのだと思います。あなた方にとっての資料にとどまらず、地域の伝統芸能を考える貴重な資料だったと思います。
 蚕影山和讚のことを調べるだけでなく、アンケートの声をもとに、グループでこの伝統芸能の保存について話し合い、考え、保存会の方々の考えや思いを理解しながら自分たちでも唱える練習を進めようとしていました。
 この取り組みもまたクラスの仲間に広がっていくことに…。                      
                                       つづく…

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