窯の蓋を開けて中をのぞくと……、「えーっ…」なんと生焼け…。
金室さんと顔を見合わせて、ふーっとため息…。
「むずかしい…」
というあなた方のつぶやきも聞こえてきました。しかし、難しいことほどやる気になるのがあなた方でした。3学期の残りわずかな時間の中でも、あなた方の竹炭焼きは地道に続いていくのでした。
冬休みに、わたしは「横浜シルク博物館」にも行ってきました。『蚕の命は宝物‐新たなる感動をここに‐』のビデオ映写を楽しみに出かけたのですが、残念なことに音声のトラブルでビデオは映写されていませんでした。
映写される場所は、博物館内のビデオコーナーで、20本ぐらいのビデオが内蔵されていて、視たいビデオのボタンを押すと自動的に映し出され、スピーカーから音がするという立派なものでした。コーナーには10人分程の椅子も設置してありました。創作劇のビデオが博物館内の資料として扱ってくださっていることに驚きました。
もちろん図書コーナーにも行きました。2学期に博物館を訪ねた人たちからもすでに聞いていましたが、本棚の中に「シルク博物館」という朱印が押された『蚕は友だち』が並んでいました。手にとってみると、随分多くの人たちが手にされている様子がはっきりとわかりました。博物館の図書コーナーですから大切に読まれているようですが、本の色からそう感じました。
この本が他の学校の子どもたちの活動へのきっかけや参考になってくれていたと思います。この時は、あなた方自身がまだその活動の中にいるので実感がわかなかったと思いますが、今、もし、『蚕は友だち』が読まれていることを知ったり、あるいは博物館で読んでいる人を見かけたら、思わず、「これ、私たちが書いてつくったんだよ」と、誇らしげに声をかけてしまうのではないでしょうか…。
つづく…
コメント