129.待ちに待った12月8日が! ステキな一日に…

12月6日、実行委員から配られたはがきに水彩色鉛筆で絵はがきをつくり、当日茂木さんにお渡しする手紙を書きました。お礼の手紙ではなく、「お会いできることになった喜び」の気もちを書きました。そして当日、一人ひとり自分でお渡しすることになっていました。
 もう一つ実行委員から、当日黒川駅までみんなで迎えに行こうという案が出されていました。もし駅まで行くことができるのならお見送りもしたいという意見もみんなから出ていました。授業中でもあり、正直なところ、それは難しいかもしれないと思いながらも、当日の茂木さんとの関わりの中でその思いが強いようであれば、お見送りをすることは実行させてあげたいと思っていました。
 話し合いの中で、卓磨さんが「『お母さんが黒川の駅に横断幕をもって迎えに行ってあげるよ』って話していた」という話をしてくれました。とても嬉しい話であり、その話から、「小田急線の電車の中から見えるように、教室のベランダに横断幕をはろう」という話が持ち上がりました。そして、横断幕の言葉は『ようこそ茂木さん』に決まりました。1文字が模造紙1枚分の大きさの文字を、実行委員を中心に分担して一生懸命書いていました。書いている途中、「帰りも茂木さんは見るから、帰りの分も作りたい」という希望があり、「ようこそ」のところを、帰りには「ありがとう」に変えることになりました。
 あなた方は全ての文字をこの日の放課後に書いて帰りました。次々に生まれる発想やアイデア、考えを行動に移す早さ、そして最後まで確実にやり遂げる実行力には、驚かされること、教えられることがたくさんありました。茂木さんへの思いがあなた方の行動力につながっていたのだと思いますが、その全てに、わたしは心を躍らせていました。

 達也さんの日記にこう記されていました。

「茂木さんが〝栗木台小学校〟に来る。」
ぼくは、興奮した気もちで明日を迎えようとしています。こんなビッグイベントをひきおこしたのは〝蚕〟だと思います。しかも、蚕を通して、それまであまり交流のなかった友だちとも交流できるようになりました。ぼくは、蚕が、栗木台小学校のぼくたち5年2組に〝革命〟をおこしたと思っています。
 最初は気持ち悪い蚕が、教室で飼ったり、家で飼ったりしているうちに、手にのせたりなどいろいろなことができるようになってとても嬉しいです。
 碓氷製糸農協組合長の茂木さんが来るのを楽しみにまっています。ワクワク…

                                      つづく…

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