2月7日「初午の日」、黒川で100年以上も前から行なわれている伝統行事『蚕日待』に、この年も参加させていただきました。給食を食べた後、12時50分に学校を出発。黒川野外活動センターに着いてホールで身仕度をして会場に入ると、黒川蚕影山和讃保存会の方々があなた方を温かい眼差しで迎えてくださいました。
金色姫の描かれたおひょうご(掛軸)の前にずらりと並ばれた保存会の方々の視線があなた方に注がれると、一瞬にして緊張感に包まれている様子でしたが、あなた方も立派な態度で応えていました。
まずは自分からこの役をかって出てくれた卓磨さんが代表してご挨拶しました。これまでの自分たちの取り組んできた過程を話し、そして『蚕日待』に参加させていただくことができたことへのお礼を伝えてくれました。表情からは緊張していることが伝わってきましたが、しっかりと自分の言葉で皆の思いを伝えてくれました。卓磨さんの挨拶が終わると、いよいよ「蚕影山和讃」を唱える時がきました。
「唱え奉る蚕影山和讃にー 」という幸樹さんの声を合図に約10分間の和讃が始まりました。この日は風邪で残念ながら参加できなかった人もいて、和讃を唱えたのは14名でしたが、他の人たちも唱える人たちの後ろで、和讃の書かれた紙を手に、心の中で一緒に唱えていました。
前年から探究活動の中で「蚕影山和讃」に取り組んでいましたが、その探究がその時だけのものではなく、1年後もこうして『蚕日待』に参加させていただいたこと、前年以上の緊張感の中で見事に「蚕影山和讃」を唱えることができたことが、2組らしい学習成果の表れでした。
江戸時代の末期ごろから地域の伝統行事として、養蚕農家に受け継がれてきた長い歴史を持つ『蚕日待』を主体的に知り、学び、実際に参加できたあなた方は、この行事のことを今でも覚えているでしょうか…。今でも唱えられる人がいるでしょうか…。
つづく…
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