194.この「もう一度」一人一人の誇りでありクラスの誇り

 6年生になってすぐに、「今年も蚕を飼いたい」という話が出ました。話し合いの中で皆が同じ思いであることを知り、嬉しく思ったことを覚えています。ご家族の中には、「また蚕……」と正直思われた方もいらっしゃったと思います。
 しかし、この「もう一度」は、5年生の一年間、あなた方自身が築き上げた活動への自信や魅力からくるものであり、あなた方一人一人の誇りであり、クラスの誇りであり、より一層の成長につながっていく「もう一度」だと思っていました。
 同じ活動を再び繰り返すことになったあなた方ですが、子どもたちにとって「同じことの繰り返し」というのは、前回を活かせるか…、あるいは飽きてしまうか…、そのどちらかだと思います。あなた方は間違いなく前者でした。活かすだけでなく、より一層発展させようとしていました。

 蚕を育てる活動はほぼ終わりましたが、あなた方のこの年の取り組みはここがスタートだったのかもしれません。
                                       つづく…

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